..............マービン窓 の 修理“再生作業”についての詳細説明書..............

?. この作業の目的

  1. 既存の古いガラス障子サッシ を取り外し、この腐食した木部を新しい加工済の木枠に替えると共に、このサッシの 屋外側へは
    新たに防水補強を施し、サッシを再生させ、再び取り付けます。

    注意!!
    既存の2重ガラスを再使用いたしますが、ローE コーティング、又は アルゴンガス封入遮熱ガラス等は、“再生サッシ作業”ができません。
    作業のご検討前に、お客様の窓ガラス種類を必ずご確認ください。

?. この作業の特色

  1. 既存ガラス障子サッシの構成部材の内、腐食した木枠を含む4辺の木枠を、精密加工した 新しい木枠に取り替えます。

  2. 既存アルミ枠に取り付けられている、塩ビ樹脂水密材を生かしたまま、更にこの内側へ、十分なシリコンコーキングを充填する事に
    よって、従来以上に、屋外からの雨水の侵入を防ぐ対策を講じます。(屋外側のガラス面と塩ビ樹脂の微細な隙間を、
    シリコンコーキングで圧着密閉します。..参考!! メイン ページの、画像3をご覧ください。)

  3. 一時的に分離した、まだ十分な耐久性の見込める屋外側アルミ枠と、注!!..※空気入り2重ガラス※.. は、そのまま再使用
    する事によって、資源の節約と費用の軽減を図ります。 注!!...※後段?にガラスについての特記あり※...

  4. 米国製造会社へ、新規交換用サッシを手配する事に比べ、納品までの時間と費用を大幅に軽減できます。

  5. この再生サッシ方法が確立されたことにより、身近で、木製ガラス障子サッシの補修を簡単に行う事ができ、今後も安心して、
    木製サッシの優れた性能を、楽しむことができるようになります。

?. 必要な作業環境、作業時間

  1. 作業の主な部分は屋外で行います。 従いまして、雨天での作業はできません。

  2. 作業時間は、再生するガラス障子の大きさや、取り付け場所に大きく左右されますが、最大で3台/1日(AM8:30~PM5:00)
    を目途とします。

  3. 畳1枚分程度の作業台を設置します。 この周囲で作業者が動ける余地と、資材や作業工具の搬入等に使われる、軽自動車
    程度の駐車スペースが必要です。

  4. 腐蝕した木枠を切断除去するために、電動丸ノコを短時間ですが使用します。 このため、若干の騒音と埃が発生します。
    このことから、予め隣家の方等のご了解を得る必要があろうかと考えます。 誠に恐縮ですが、お客様より、事前に隣家の
    方々へのご了解を得ていただきたく、よろしくお願い致します。

  5. その他、若干の小型電動工具を使用するため、お客様の家庭用電源をお借りします。

  6. 既存サッシのガラス汚れ等の掃除のため、若干の水道水をお借りします。

?. “再生サッシ”(アルミ外装と木枠の複合ガラス障子)の完成状態

  1. 既存サッシの木材は、ポンデローサ、パインと呼ばれる北米針葉樹で、淡黄色の比較的柔らかな樹種ですが、新たに精密加工
    された樹種は米栂の人工乾燥材です。この樹種はポンデローサ,パインに比べ、タンニンが多く含まれ、木肌が若干黒く、堅い
    樹種です。 この樹種は、人工乾燥材として国内で安定して広く出回っている事と、比較的安価であることから採用
    しました。

  2. 組みあがった再生サッシ(ガラス障子)の木部は無塗装 です。 従いまして、塗装をご希望の場合は、お客様で塗装を
    する必要があります。 吹き抜け等の高所への取付けでない限り、新築時と同様、交換後に室内からの市販塗料での、
    刷毛塗り塗装が可能です。 又、サッシの取りついている方が、塗装後の乾燥等には好都合です。

  3. サッシ(ガラス障子)のアルミ枠外周部分に取り付けられている、気密材の塩ビ樹脂は、大きな変形や剥離がなければ通常、
    再使用できます。

  4. 既存ガラス障子に取り付けられている金具も、基本的に再び付け替えて使用します。 但し、極端に金具が 腐食、又は
    破損、紛失している場合
    は、事前にお知らせ下さい。

?. 腐蝕した木枠の廃棄処分について

  1. 作業で取り外した既存のサッシ木枠は、小片に切断しますので、大変お手数ですが 家庭用可燃物として、お客様で廃棄処分
    をしていただきたくお願い致します。

?. 作業途中で2重ガラスが割れた場合の処置

    警告!!  2重ガラスの間へ特殊遮熱コーティングがされたガラスや、又は、アルゴンガス等の不活性ガスを封入したガラスを 装着した
         ガラス障子サッシは、“再生サッシ作業”をお受けできません。

  1. 既存サッシの、ガラスを取り外して再び使用する作業途中において、※予期せぬガラス割れ※ が生じた場合は、この割れた ガラス
    を全て除去します。 次に市販ペアガラスの製作を手配し、この入手後、新規加工四方木枠に組み込んでガラス障子を復旧します。

    注!! 通常のガラス割れは、ガラス端部 から始まります。 このため、初期ガラス割れが室内側 木製ガラス押さえ部、又は
    屋外側ガラス押さえ部分で始まっている場合には、これらのガラス押さえ部分を剥離するまで、これを目視できない場合
    あります。

  2. この復旧ガラス製作までの間は、割れたガラス部分へ(ほとんどが室内側ガラスのひび割れ で、急なガラスの脱落の恐れは
    ありません。)応急処置として、脱落防止のテープを貼り、新規加工木製枠に、仮組み付けをして仮復旧を致します。

  3. 市販ペアガラスの入手ができましたら、改めて取付けに伺います。 このガラス入手から取付け完了までの期間は、概ね、
    2週間程度の猶予をお願い致します。

?. ご不明な点や、ご質問について

  1. お客様にとりましては、窓周りの用語等について、馴染みのないものが多く、戸惑うことがあろうかと思います。
    お電話、又はFAX、又はメール等、いずれでもお気軽にご質問をお寄せください。ご質問についてはできるだけ早めに、
    又、ご説明できるところは詳しくご説明いたします。  よろしくご検討の程、お願い致します。

  2. 連絡先

    東京都 八王子市 小比企町 469-4 エステート 八王子 2-405  山本 宛
    電話番号  042-637-6997  FAX 共
    Eメール アドレス  jzt02300@gmail.com...........又はこちらまで。
    携帯電話   080-9986-9950


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